今回はメイン装花のご紹介です。
担当は西尾です。

お2人の装花のテーマは
寒い冬から、春の生命の芽吹きです。
お2人の共通のご趣味は'カメラ'
季節の移ろいを今までたくさんお写真に収めてきたお2人。当日は新郎さまが今までに撮って来られた春夏秋冬の作品を展示するとのことでした。

季節の移ろいを大切に今までお2人で過ごしてきたお時間をお花で表現できたら、と思いました。

季節はまだ少し肌寒い4月。
寒さの名残と、新しい季節を感じられる装花をお2人と一緒に考え、
考えついた先は、アシンメトリー！

向かって左側は、寒さの名残りを、白いお花とパンパスグラスで表現しました。
白い枝には柔らかい生地のリボンをかけて、寒さの中にある包み込むような優しさを表しています。

向かって右側は、新しい季節を、緑の葉や芽吹いた枝で表現しました。

右側のお花にはポイントの色味として、女性らしいアンティークピンクをあしらいました。新婦さまのイメージやクラシカルな形のウェデングドレス(当日はトークハットを被っていらっしゃいました。とても素敵でした。)カラードレスのお色味、お2人のやわらかい雰囲気に合わせてご提案させていただきました。

ウェルカムスペースにはメイン装花とお揃いのアンティークピンクのお花をアンティークの雑貨たちと一緒に飾りました。

新型感染症対策のために配置されたアクリル版もお花を飾ることで、ゲストの方たちが気にされないように、とお2人のご配慮でした。
お花が一輪でも飾ってあるだけで、やさしい気持ちになりますよね。

ゲストの皆様を思いやるお2人の気持ち、季節の移ろいを大切にされるお2人の感性がとても素敵だな、とわたし自身大切なことを思い出させていただきました。

お2人の大切な一日を任せてくださり、ありがとうございました！